Dehancer は、DaVinci Resolve 用のフィルム エミュレーション プラグインです。
自身が撮影した動画にDehancerを適応させるだけでフイルムで撮影したかのようなクラシカルな効果を与えることができるプリセットです。
写真業界で言うならばLightroom/Photoshop用プラグインソフトであるDXO『Film Pack』の動画版といった感じです。
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さらにDehancer Pro には、フィルム グレイン、ブルーム、ハレーション エフェクトが含まれており、それぞれの値を細かく調整することができます。見ためをがらりと変えることのできる強力なフィルム エミュレーション プラグイン。 これだけでも十分なくらいですが、さらに様々な機能のパラメーターが用意されており細かく調整できます。最初はパラメーターの多さに戸惑うかもしれませんが、写真のLightroom現像のように上のパラメーターから順にやってくだけなのでわかりやすいです。 順番としては、 お気に入りのフィルムシュミレーションを選択→ 明るさ・コントラストの調整→ 粒子・ざらつきの調整→ ハレーションやビネットの調整 といった感じで順番にエフェクトのバランスを調整すれば、素晴らしい結果を得ることが出来ます。
操作方法 まずはカラースペースを開いて『エフェクト』を選択し『ライブラリ』から『Dehancer』を選択それをノードにドラックアンドドロップします。
『Imput』 ソース プロファイルを選択します。これには、特定のカメラ プロファイルに加え、標準の rec.709 や Cineon Log も含まれます。
カメラに特定のプロファイルがない場合は、同じブランドの別のモデルで見つかる場合があります。
そのほかにも、このセクションには露出や色温度補正など他のオプション項目がいくつかあります。
『Film』
フィルムセクションでは、使いたいフィルムプリセットを選択できます。選択肢がたくさんあるので迷いますが、一つ一つ順番に合わせて効果の違いを楽しんでみてください。
『Expand』 黒レベル・白レベルの調整が行えます。動かすことで明るさやコントラストが変化します。
『Print』
画像のコントラストと彩度を調整するためのさまざまなオプションがあります。
メニューにあるKodak 2383 プリント フィルムは、映画フィルムで使用される最も一般的な フィルム の 1 つで、映像に素晴らしいコントラストを加えます。
『Color Head』
カラーヘッドを使用して色相とトーンを簡単に補正できます。Photoshopの「カラーバランス」のようにシャドウ(暗い部分)、ハイライト(明るい部分)、ミッド(中間の明るさの部分)に分けて色を調整できるようになっています。『Film Grain』
フィルム特有の粒状感を与える項目になります。あえてノイズを加えることでクラシックな見た目でよりフィルム写真のような効果を与えることができます。Dehancer は、選択したフィルム ストックに合わせてグレインを変更するためのさまざまなオプションを提供するだけでなく、それを画像の一部として表示する素晴らしい仕事をします。 『Halation』
ハレーションはハイライト部分やその周辺に輝きを追加します。Dehancer には、輝きの範囲の調節や光の拡散、強さなど細かく調整が可能です。
『Bloom』
ブルーム セクションでは、ミストフィルターと同様の効果を追加できます。こちらもハレーションと同様に細かく調整が可能です。
『Vignette』
このセクションでは、名前が示すように必要に画像にビネットを追加することが出来ます。周辺減光の強弱や境目の滑らかさなど調整が可能です。
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