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[ Lightroom講座 6 ] 円形フィルターで部分的に補正する

更新日:2020年10月12日


円形フィルターは非常に簡単に様々な効果を与えることができる強力なツールです。 周辺光量補正によりメインとなる被写体に視線を誘導させたり 指定範囲の部分に対して露光量の変化、彩度、コントラスト、シャープネスなどを調整し補正することも簡単にできます。 では、早速使ってみよう!! まずは円形フィルターの場所ですが、現像モジュールのツールストリップ/画面右にあるヒストグラムの下、左から5つ目の丸い円形アイコンになります。Shift+Mを押すことで簡単に表示することもできます。画像1 ◆画像1

効果を加えたい画像上の領域をドラッグし、調整したい対象部分を囲むように円形を描きます。 画像2を見てもらえばわかるのですが、円形の中心にピンが表示され、円の外側には白い線が表示されます。

円形フィルターの中央のピンをドラッグすれば円を移動することができ、上下左右に四角のポイントをドラッグすることで大きさや形を変えることができます。

円形を消したい時はピンを選択してdeleteすれば消すことができ、もとの状態に戻すことができます。 画像2

◆画像2

右側のパネルに露光量などの各スライダーが表示されます。

そのパネル下部に「ぼかし」という項目があり、円形の白線部分の境界をくっきりさせたり自然なグラデーションにしたり自由に調整することができます。その時の自身が行いた表現に合わせて調整してみてください。

さらにその下には「反転」という項目があり、これをチェックすると補正を行う選択範囲が円の内側・外側と切り替わります。 今回は外側を選択範囲にし、周辺の光量を落としメイン被写体である猫に視線を誘導させます。画像3 左:Before 右:After

◆画像3

純正の現像ソフトでは画面全体に効果がかかってしまう各種パラメーターですが、この円形フィルターならば指定した場所にのみ効果を与えることができ、より自身の思い描くイメージに近づけることができます。 ぜひみなさんも使用してみてください。

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